年末年始を安心して迎える準備はできていますか?
年末年始は病院や薬局が休業になることが多く、体調を崩したときに薬が手元にないことがあります。 特に、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、常備薬があるかどうかで対処のスムーズさが大きく変わります。
この記事では、薬剤師の視点から「年末年始に備えたい常備薬」を厳選してご紹介します。これを読んでいただければ、家族全員が安心して新年を迎えられます!
1. 【解熱鎮痛剤】急な発熱や痛みに備える
発熱や頭痛、筋肉痛など、突然の痛みに対応するための解熱鎮痛剤は必須です。 特に年末年始は寒さが厳しく、風邪やインフルエンザが流行する時期でもあります。
おすすめ例:
- 大人用:アセトアミノフェン(例:タイレノールA)
- 小児用:小児用バファリン
注意:持病がある方や妊婦さんは、必ず薬剤師に相談してから選びましょう。
持病が悪化する可能性、胎児に影響を与える可能性があるので相談必須です!
2. 【整腸剤】暴飲暴食や胃腸トラブルに備える
年末年始はごちそうを食べる機会が増えるため、胃に負担がかかりがちです。胃もたれや下痢に備えて整腸剤を用意しましょう。
おすすめ例:
- 胃もたれ:パンシロン、ガスター10
- 下痢:正露丸、ストッパ
症状 | おすすめ成分 | 市販薬の例 |
---|---|---|
胃もたれ | 酸化マグネシウム | ガスター10 |
下痢 | ロペラミド | ストッパ |
3. 【風邪薬】複数の症状を同時に緩和する
風邪の症状が一気に出てきた時は、総合感冒薬が役に立ちます。ただし、症状に応じて適切な薬を選ぶことが大切です。
おすすめ例:
- 総合感冒薬:ルルアタックEX、パブロンゴールドA
- 喉の痛み用:トラネキサム酸配合の薬
トラネキサム酸を喉の痛みに使用しているのは世界的に見て日本だけなんです!
他の国では多くの場合、止血剤として使用されています。
4. 【消毒薬と絆創膏】ちょっとしたケガへの備え
冬場は乾燥して肌が割れやすく、小さなケガが起こりやすいです。 特に子どもがいる家庭では消毒薬と絆創膏が欠かせません。
おすすめ例:
- 消毒薬:マキロン、イソジン消毒液
- 創膏:肌に優しいタイプ(例:サージカルテープ付き絆創膏)
5. 【アレルギー薬】年始の旅行や外出に備えて
初詣や旅行などで外出する機会が多いと、アレルギー反応が起こります。 アレルギー体質の方は抗ヒスタミン薬を常備しておくと安心です。
おすすめ例:
- アレグラFX、クラリチンEX
6. 【その他:家族構成に応じた追加の準備】
家族構成や年齢に応じて、以下の薬を用意しておくと安心です:
- 乳幼児向け:小児用シロップ(風邪薬や解熱剤)
- 高齢者向け:軟膏薬(乾燥肌や湿疹用)
おすすめ常備薬リスト
結論:常備薬で家族全員が安心できる年末年始を
あなたの家族を守るためには、適切な常備薬の準備が欠かせません。
必要な薬を揃えておくことで、体調不良やケガが起きても慌てずに対応できます。年末年始を笑顔で過ごすために、今すぐ薬箱のチェックをしてみてください!
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