医師や薬剤師として日々患者さんと接していると、「本当は伝えたいけど、言いにくい」と感じる瞬間がたくさんあります。今回は、双子の医師と薬剤師が現場で感じているホンネをお話しします。これを知っておくことで、より良い医療を受けるヒントになるかもしれません。
1. 「病院や薬局に来る前にもっと話を整理してほしい」
忙しい診療や薬局の中で、患者さんの訴えを理解するのに時間がかかることがあります。
• 本音: 「症状をメモしておいてくれると助かる!😭」
例えば、「いつから」「どのくらいの頻度で」「どんな痛みか」を簡単にまとめていただけると、診察や薬の選択がスムーズに進みます。
2. 「お薬は自己判断で止めないで!」
「調子が良くなったから」と勝手に薬を中止する患者さんは意外と多いです。特に抗生物質や高血圧の薬は、自己判断で止めると逆効果になることもあります。
• 本音: 「薬を止める前に相談してほしい!」
体調が良くなった場合でも、医師や薬剤師に相談してから服用を止めるようにしてください。
抗生物質は途中でやめてしまうと、次に使用するときに効果が弱くなってしまう可能性があります。また、高血圧の薬は急に止めることでリバウンド現象というダイエットのリバウンドのように急激に血圧が上がってしまう可能性があるので勝手に中止するのはやめましょう。
3. 「薬の効果をすぐに求めないで」
「薬を飲んで1日経ったのに全然効かない」という声を聞くことがあります。しかし、薬によっては効果が出るまで数日かかるものもあります。
• 本音: 「薬には即効性がないものもあるんです!」
特に慢性疾患の薬(例:糖尿病や高血圧の薬)は、じっくり体を整えるタイプが多いです。
4. 「ネット情報をそのまま信じないで!」
インターネットで検索した情報を元に、「この薬は危ないと聞いた」と質問されることが増えています。
• 本音: 「ネットの情報には正確性に欠けるものが多いんです」
信頼できるのは医療機関や公的な情報源です。疑問があれば、ぜひ直接質問してください。
特に薬局は「病気じゃないと行ってはいけない場所」ではありません!
薬のこと、健康のこと、気になることがあればぷらっと立ち寄り、専門家に相談できる場所ですので気軽に行ってみることをお勧めします。
5. 「薬や治療には限界があることも…」
どんなに最新の医療や薬を使っても、すべての病気を完全に治せるわけではありません。
• 本音: 「治療の目的は『完治』だけじゃなく『生活の質の向上』でもあるんです」
完治を目指す治療もありますが、緩和ケアや症状のコントロールが中心になるケースもあります。
6. 「定期検診を面倒くさがらないで!」
忙しいからと検診を先延ばしにする人がいますが、早期発見こそが多くの病気を防ぐ鍵です。
• 本音: 「検診で病気を早期に見つけることが、最も効果的な治療なんです!」
特に生活習慣病やがんは、定期検診で早期発見できることが多いです。
7. 「言いにくい症状こそ正直に教えてほしい」
下痢や便秘、性病など、人に言いにくい症状を隠してしまう方もいます。
• 本音: 「医師や薬剤師に隠し事はしないで!」
どんな症状でも、適切な治療をするためには正確な情報が必要です。
恥ずかしい気持ちはとても分かりますが、現場の人からすると「見慣れている」し「聞き慣れている」ので、放置せず伝えていただけると嬉しいです。
8. 「薬はサプリや健康食品と併用しないで」
サプリや健康食品を取り入れるのは良いことですが、薬と併用すると相互作用が起こる場合があります。
• 本音: 「サプリメントを飲んでいるなら、必ず伝えてほしい」
特に血液をサラサラにする薬とビタミンKを含む食品には注意が必要です。
他にも気をつけるべき組み合わせがありますので、参考にしてください。
9. 「お会計時に薬の質問をするのはちょっと困ります…」
薬局で会計中に「この薬ってどうやって使うの?」と質問されることがありますが、忙しいタイミングだと十分な説明が難しいです。
• 本音: 「質問は調剤中や服薬指導の時間にお願いします!」
しっかり説明するために、最適なタイミングで質問をしていただけると助かります。
結論:医師や薬剤師と信頼関係を築こう
医師や薬剤師も人間です。忙しい中で最善の対応を目指していますが、患者さんとのコミュニケーションが何よりも大切です。伝えたいことや不安なことがあれば、遠慮せずに聞いてください。あなたの健康を守るために、一緒に最善の方法を考えましょう!
もしよければこちらでコメントしていただければ回答します!
気軽に質問してください😁
他にも様々な健康情報を載せているので興味があればぜひ読んでみてください!!
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